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穏やかな海

「セルフ有給」のすすめ

  • 執筆者の写真: さちこ たけもと
    さちこ たけもと
  • 5月22日
  • 読了時間: 2分
 新年度があれよあれよと進み、6月が迫ってきました。気圧の変化や日照時間の少なさから、なんとなく心も身体も重たく感じる……そんな声をよく耳にします。季節の変わり目である6月は、知らず知らずのうちに疲れがたまりやすい時期でもあります。そして連休がない月です。

 そんなときにおすすめしたいのが、「セルフ有給」という考え方。たとえ予定が詰まっていなくても、理由がはっきりしていなくても、「なんとなくしんどいから、今日は休もう」と、自分の感覚を信じてお休みを取る——それがセルフ有給です。


 社会の中でがんばっている私たちは、つい「ちゃんと働かなきゃ」「理由がないと休めない」と思いがちです。でも、身体にまとわりついただるさが取れなかったり、集中力が落ちていたりするのは、立派なサイン。それを見逃さず、自分で自分に「お休みをあげる」ことも、大切なケアのひとつです。


 セルフ有給の日は、無理に何かをしなくても構いません。お気に入りの音楽を聴いたり、好きなカフェに立ち寄ったり、いつもより少し長く眠ってみたり。何もしないで全力でサボる。「がんばる」ことから一歩離れる日が、また明日からの自分を支えてくれるはずです。


 もし今、なんとなく疲れているなと思ったら、どうか遠慮せず、休むという選択肢を手に取ってみてくださいね。そしてもし、ゆったりした時間に、頭にわいてくる「悩み」「考え」がつらくなったときは、お話にきてくださいませ。

 
 
 

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